【感想】片づけだけじゃなく心の問題も解決してくれる「あなたの人生、片づけます」を読んで

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最近、垣谷美雨さんの作品にどっぷり嵌っています。

初めは「老後の資金が足りません」から入ったんですが、スイスイ読めるのです。内容に共感持てるから。

これは介護とお金がテーマなんですけど、自分もそろそろですからね。

その次は同じく介護がテーマの「七十歳死亡法案、可決」。

これは介護だけでなく、夫婦間の問題もあるかな。

財産や遺産相続、子供との関係、我々の世代で悩むであろう問題に焦点を当てているお話が多いです。

そして今回は「あなたの人生、片づけます」の感想です。

単なる断捨離本ではないところがまた面白いです。

目次

片づけだけじゃなく、心の問題も解決してくれる

 

このお話は短編が4話入っているんですが、どれも身近にあり得る人たちが主人公。いや、主人公は片づける様に指導してくれる大庭十萬里さん。

ただの片づけだけではなく、部屋が汚い・捨てられない人は心に問題がある、と考え、原因を探りながら一緒に解決の方向へ導いてくれる

すごい良いです。根本から治してくれる片づけ屋さん。

ただ捨てるだけなら、誰でも出来るけど根本が治ってないとまた汚れていくでしょう。。

自分の将来も考えさせられるお話

 

お話の中には、離れて暮らす父、又は母が物を捨てないで貯めこむ。

それを心配する離れて暮らす子供が依頼、というパターンがありました。

筆者は実家暮らしですが、両親、特に母親は物を捨てない傾向があります。

お話の中で知りましたが、遺品整理は大変らしく、お金150万程支払って片づけをしてもらった、ともありました。大きな家具などでしょう。

嫌です!自分では使わないゴミを処分するのにそんな大金払う事になったら!

ということで、早速ゴミの宝庫の筆者の部屋のクローゼットの上にある天袋(元押し入れ)の断捨離に動いたのは言うまでもないです。

親は死ぬまでやらないであろう、なら元気な方がやるしかないのです

 

依頼してくるのは本人以外の人

 

この片づけ屋の大庭十萬里さんに依頼してくるのは、片づけられない本人ではなく、身近な人です。

そしてその依頼を嫌々でも受け入れる人だから、お話は成り立つ・・

そこら辺、素直。

うちは無理だろうなぁ。

たまにテレビに出てくる街の迷惑条例にひっかかるレベルのゴミ屋敷のおっさん、おばさん、らも絶対に受け入れ拒否でしょう。

お話に出てくる人たちは素直だからこそ、根本が治るんだと思いました。

 

本に感化されて早速、少しですが断捨離しました

 

無印の小物収納棚を1段処分

 

この形の収納棚、3段あるんですが、ほぼ今は使ってない物を入れていましたので、引出しの中身を全部潔く捨てました。

お話の中で、もしも明日が人生最後のゴミの日だとしたら、どうします?と十萬里に言われた依頼人は、引出しごと抜き出してゴミ袋の中に入れ逆さにして全部捨てる、というシーンがありました。

それを真似してみました。

髪留めやジェルネイルの材料でしたが、今、髪の毛ショートだし、ネイルも今後使うとは思えない。

メルカリに出すとなると、待機させないといけない。

なので一括清掃です。

本当はこの収納箱もメルカリに出したらどうだろう?と思ったのですが、上と同じ理由で却下です。

 

【実家暮らし】天袋の断捨離でレアアイテム発見

 

昔の繰り越した通帳発見!

 

繰り越した通帳が、ある時期から無くて探していたんですが、天袋から纏めて出てきました(パスポートも)。入れた記憶はないのですが、入れたんでしょう。

筆者が初めて通帳を作った時から最近までの物です。

これはうれしいので捨てずに、過去を振り返る用に。

無駄遣いが始まった頃を突き止めたいです。

あと、今までの収入を計算してみたいです。

 

小学2年生の頃の文集

 

表紙はうちのタマかな?

文集は懐かしかったです。こういうのは1つ位は必要です。

 

やっぱり母親は捨てたがらなかった! 兄の胴着

 

兄が大学生の頃に部活でやってた少林寺拳法の胴着が出てきました。30年は置き去りだったのかな?

そこに置いてたことさえ忘れてたくせに母親は捨てたがらず、怖かったです。

筆者は聞き逃さなかったです。

「残しておいて!またいつか着るかもって。

「今度来た時に渡そう」って。

試しに羽織ることはあっても、それを普段着にすることは無いです。そして義姉が怒るでしょう、ゴミを持って帰ってきて!と。

見て懐かしむのは良いですが、こんな嵩張る布は古着古紙の日に出します。

本人に写真を送り、了承を得ました。

母親は「写真を撮れば捨てていいのよね」と得意げに話していましたが、その数分前は「捨てないで!いつか着る!」って言っていたので少し不安になりました。

筆者が写真を撮ったことと、父親が捨てろ!と言ったことで納得して、気持ちを置き換えたようです。

やはり心配になります。

 

ちゃんちゃんこ

 

ちゃんちゃんこって言うんですかね?

母が祖母に作ってもらった物で幼い兄や筆者をおんぶしてその上から着たというガウンのような物が出てきました。

今まで40年以上存在を忘れてたくせに、捨てないでと。

これは寒い日に着るということと、母の物なので残しました。

 

Wiiの箱

 

Wiiを持っていてメルカリに出そうとしていたんですが箱が無く、処分しようにも初期設定が出来なくて困って部屋に放置していたんですが、箱を発見しました!

それに入れて、初期設定をして、メルカリに・・と思っていたんですが、リモコンが壊れていて電池を入れ替えても電源が入らない。

ということで、潔くWii本体は燃えるゴミに出しました!!

Wiiの箱は古着古紙の日に胴着と一緒に出します。

お話にもありましたが、家電は使わなくなったらすぐに処分した方がいいです。

 

いつか着る、まだ使える、高かった

 

お話でも出てきますが、この気持ちがあるから年寄りは物を捨てられないんですよ。貧しい時代を生き抜いてきたから。勿体ない病に侵されています。

いつか着る、の、いつか、って絶対に訪れないですよ。

お話の中では楽しく説明してくれます。沢山出てくるんですよ、この例が。

筆者も経験があります。スーツ用に着る予定だったシャツ、スーツを着ない事実。フランス人は10着しか服を持たない、を読んで切り替えたんです。

まだ使えるっていうから残したちゃんちゃんこ、今シーズン何回着るかなぁ?

燃える物なのでこれは最悪の場合、棺桶にも入りますしいいでしょう。

天袋のゴミはほぼ母親の物です。まだあります。

勝手に捨てると面倒なので、一応了解は得た方がいいでしょう。

 

うちも大庭十萬里さんに依頼したい

 

うちの場合は、両親の片づけを指導して貰いたいですね。

狭い家なのに執着がすごそうです。

 

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