手帳類図書室へ行ってきた|他人の手帳や日記を堂々とのぞき見

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他人の手帳や日記って何が書いてあるんだろう?って思ったことありませんか?

小学校の頃に友達の交換日記をチラっと読んだことがありましたが(見せてくれた)、私のことを隠語にして悪口が大量に書いていました。

「これって私のことだよね?」って思ったけれど見せた本人はごまかしてたような。

そんな本人しか分からないことや、人には見せるつもりのない本音が詰まっているのが、手帳や日記。

そんな他人の手帳や日記を堂々と読める場所があると知ってずっと気になっていました。

それが東京にある手帳類図書室です。

ということで2023年に友人と一緒に手帳類図書室へ行ってきました。

※この記事では2023年に私が実際に手帳類図書室へ行った時の様子と、読んだ手帳の感想を紹介します。

なお、私が訪れた2023年と現在2026年では場所や料金などが変更されています。

目次

手帳類図書室とは

アナログオンリーの他人のリアルな手帳と日記が読める図書室です。

他人の手帳(ヒミツ)を読むなんていやらしい人!と軽蔑されるんじゃないかと思って、なかなか友達を誘うことが出来ませんでしたが、「行きたい」という友がいたおかげでやっとこさ訪問することが出来ました。

当時は情報が少なくて。

というのも、写真撮影厳禁だから。

もちろん動画も。

メモも取れない(取る場合はお店の許可を得なくてはいけない)。

オンライン上には感想が幾つかあるだけなので、手帳の持ち主さんの情報も、文字なども外にバレることはないのです。

そして手帳自体がアナログの代表のような物。

紙に手書きです。

今や日記もネット上で残す時代になりましたが、手帳類図書室にある物は全て手書きで、手帳好きにはたまらなく美味しい?図書室となります。寄贈と寄付から集まった手帳です。

2026年現在の場所と料金体系

本室と分室があります。

  • 本室:大江戸線麻布十番駅から徒歩8分
  • 分室:相鉄いずみ野線、小田急江ノ島線、横浜市営地下鉄ブルーライン湘南台駅から徒歩8分

料金:おひとり様あたり1000円~

平日1枠90分/土日祝日1枠60分

詳細は手帳類図書室のHPでご確認お願い致します。

私が行った2023年の手帳類図書室

当時、参宮橋のピカレスクというギャラリーのレジの奥にその手帳類図書室はありました。

図書室という割に小さなお部屋でその時は相席でした。

※貸し切りにすることもできるようです(お値段は上がるけど)

1時間1000円で3冊まで読める

図書室に案内されると大きな単語帳のようなカードの中から読みたい手帳を3冊選べます。

選ぶと、お店の方が手帳を持ってきてくれます。

ジプロックに入った手帳たちですが、大抵の人は手帳1冊の寄贈ではなく、何年分かを寄贈されるので結構な量が机の上に置かれます。

1時間でこの量のノート類は熟読できない。

なので次回行く時は2時間は予約しようかな!と思いました。

私が読んで印象が残った手帳

風俗に転身していった方の日記

3冊のうちの1冊は地方から西の方へ就職のために一人暮らしをしにいかれた女性の日記。

たしか2006年くらいのスタートだったと思いますが、最初のうちは自分の買った物のレシートを綺麗に糊付けし、今日は何に幾ら使った!と丁寧に記載されていました。

日記も最初のうちは長く書いていて、友達と遊んだことや家賃や初任給も記載。

だんだんとレシートと合計金額だけになっていって、マンスリーには脱毛の予約だか、脱毛の仕事だか脱毛の事が多くなってきて。

こっちも読むのに飽きてきたので2011年だか12年だか忘れたけどその頃の日記にジャンプしてみたところ、レシートは貼られてなくて、ただ金額だけが毎日書いてある。

使った金額にしては毎日高額、1万円以上が多かった。

そして月の最後の日には合計金額45万とか。

たしか初任給は15,6万だったような?そんな使える?

そしてあるページにピンクの付箋が付いていて、そこをめくってみると「初めて芸能人が来た!〇〇〇!マッサージして話した」とそこだけ感想が書いてありました(〇〇〇は実名)。

ん?もしや風俗??

ということはこの金額は稼いだ金額!?

いつからこんな生活に変わったんだろうか?と遡ってみていたらどうやら2010年には職業が風俗業にチェンジされているご様子。

そんな職業に就いていたけれど、芸能界に入りたいのかな、トレーニングに通っている様子も記載されていました。

頑張ってお金貯めて今は芸能人になってればいいな・・。

この人の日記は人気があるらしくたくさん読まれているらしくヨレヨレしていました。

身内が寄贈した亡き両親の日記

友達が読んでいた日記を読ませてもらいました。

高齢の方のひとこと日記帳のような日記。

なんと縦書きの筆ペン書き!!

これ斬新!私も筆ペンを使おうかなと思ったくらいです。

しかもおそらくお母さまの日記なのかな。

筆ペンで達筆で、

「暇だから小机から横浜まで自転車で行く。横浜高島屋で一日中ぶらつく。飽きない、楽しかった。」

みたいな事が記されていてホッコリ。

何歳の頃に書かれた日記か分かりませんが、小机から横浜駅って結構離れていると思います!元気ですな。

そしてその短い本音の感想が私の心に響きました!!

お母さまの日記には格言みたいなのも多くて、旅行に行って帰ってきた日の日記には

「準備は15分だけ早くからやっておこう」、と記載がありました。

別の日にも似たような事が書いてあって(笑)

きっといつもギリギリになってしまうんだろうな、この人は・・と思いながら読めました。

あと、筆跡が違うからお父様なのか?突然のカクテルのレシピが書いてあったり。

お父様、お母様、逆かもしれませんがホッコリした日記でした。

他人の手帳を読んだ感想

他人の手帳を読む、ということは他人のヒミツを読むということだと思います(悪口の多い日記の時もあります)。

本人しか分からない、他人に見せるために書いた物ではない、起承転結でまとまってるわけではない、そんな本音が読めたので感慨深かったですね。

ここに記載したのは2冊だけの感想ですが、ほかの日記を読んで感じたことは、

  • 最初のうちは沢山書く、年末または最後のページに近づくにしたがってあまり書かない
  • 旅に行ってる間の感想が書いていない

あるあるだと思うのですが、最初のうちは綺麗に字を書き、あれこれ貼ったりもするけれど、最後の方は白紙が多くなる人が多かったです。

私もまさにそのパターン。

あと、旅に行くことは記載されていても、実際に旅に行ってる時の日記は無し。

旅行に日記帳は持って行かないもんね

他人の日記を読んだ後は私も自分の日記を書きたくなりました。

そして帰りがけに来年の手帳を買いに渋谷のHIGHTIDEに寄って翌年の手帳を買ったのでした。

人の手帳を読んで、自分の手帳を買って帰る。そんな一日でした。

手帳類図書室を作った人の本

最近知ったのですが、手帳類図書室を作った志良堂正史氏の著書が出てました。

手帳の収集について、がメインで書いてるとかなんとか。


まとめ

他人に読まれることを想像しないで書いてる手帳や日記って実は面白いよね。

私も最近になって自分が社会人になる歳に書いた手帳兼日記読んで「おもろ…」って思ったし。

支離滅裂な文法や字だったりするけど面白い。

場所はもう参宮橋じゃなくなって麻布十番と神奈川県の湘南台になってしまったけど、逆に湘南台は読書会なども開催されているようです。

手帳や日記を読むのが好きな人には、なかなか面白い場所だと思います。

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