不安障害で休職してからあっという間に時間が過ぎていきました。
一日中YouTubeやネトフリを見て終わる日々。
「このままでいいのかな?」という絶望感と焦りで、さらに不安が膨らんでいました。
休職し始めた時の記事はこちら▼

ひとりで散歩に出れるようになった

体調を崩して休み始めて1か月が経つ頃に、ひとりで夕方散歩に出れるようになりました。
夕方の涼しくなってから、家の周りを10分くらい歩く程度ですが。
今までは母が一緒にいれば買い物でも行ける感じでした。
ひとりだと突然起こるパニック発作が怖くて出歩くことを避けていました。
家の周りなんて社会人になってからゆっくり歩いた事も無かったので、懐かしく歩くことが出来ました。
不安になる情報から距離を置けるようになった
休み始めの頃は検索してはいけないのにスマホやPCで不安になる言葉を検索しまくってました。
「不安障害、治る」「パニック障害」「更年期、不安、恐怖」「熱中症、パニック」などを検索。
そして更に不安になる負のループになる始末。
YouTubeのインフルエンサーさんや芸能人でもパニック障害を告白されている人がいますが、その人たちの動画のコメント欄を見ると余計に不安になっていました。
「寛解した!」と言う人もいれば、「未だに治りません」、「毎日辛い」、など書かれていて先行きが不安になる状態でした。
しかし、その負のループに浸るのもいい加減自分自身が嫌になり、検索しそうになったらYouTubeの精神科の先生、Tomyさんや益田先生を観て、医学的にパニック障害の仕組み・知識を観て学びました。
あと自立神経の本やパニック障害の本も読みました。
上記2冊をを読んでからは「不安を無理に消そうとしなくていいんだ」と思えるようになりました。
発作が出ても「来たな~!」くらいで受け止められるようになったのは大きな変化です。
不安障害の仕組みや自律神経などを学び尽くしたからか恐怖が薄くなり、尚且つ薬も飲んでいるのでやることはやった感もあり、不安障害について検索する必要がなくなりました。
小さな目標をクリアすることが出来た
薬が効いてきたなと思ったのは飲み始めて3週間頃でしょうか。
昨日とは違う謎の「ヤル気」みたいな意欲が沸きあがりました。
そして小さな目標を立てて実行しました。
苦手な場所に行く、駅まで行く、電車に乗る、コンビニのATMに行く、美容院に行く(電車の乗り換え有り)、友達と会う。
最終的には会社の通勤時間に電車に乗って(シフトは勝手に遅くして)、会社のある駅まで行って戻ってくる。
上手く行ってても、たまに発作が出て凹む時もあったけど、挑戦した自分を褒めたたえてました。自画自賛です。
アリーナでのライブがあったのですが、さすがにそれは目標が大きすぎたので諦めました。
まとめ
不安障害で休職中は不安なワードを調べまくっては余計に不安になっていましたが、プロの知識を得て薬を飲むと、病気を受け入れることが出来ると学びました。
一般の人でも私が唯一学べた人のコメントがこちら(要略)。
不安障害は一気に治るものではないけれど、少しずつ「出来ること」が増えていく過程に希望があると思います。
私もまだ途中だけど、ノーストレスで、ちゃんと薬を飲み、少しずつ挑戦していく。
それで十分だと今は思えています。
