いったいどうすればお金が貯められるの?と日に日に減る給料の口座を見ながら嘆いては、貯金口座からお金を移す日々。
40代後半にもなり、やっとお金の貯め方(残し方)が分かってきた感じです。
人に今更聞けないお金の残し方の基礎の基礎を纏めました。
以下の方にオススメです。
- お金の貯め方・残し方が分からない
- 通帳の記帳は必要なの?
- ケチと倹約は違うの?
お金増やしたい!と自分で気付かないと浪費癖は治らない
節約家になりなさい!と誰かに言われても自分で納得して始めないと節約家にはなれません。
自分で、今の自分、かなりまずいぞ、と気づくのがまず第一。
気付かない場合はきっと大丈夫なのでしょう。
または手に負えない状態のどっちかでしょう。
浪費癖が治った経緯
自分のまずさに気づく
※初めに説明をしておきます。
筆者は貯金口座と給料の口座の2つしかこの時は口座を持っていませんでした。
- 貯金口座
- 給料(生活費)の口座(給料も入るが、カードの引き落としもこの口座から)
実家暮らしなのになぜか給料が入る口座の残高が増えない。
貯金は増えてきても、給料が入る口座は減るばかり。
これはおかしい、と気づいたのが2019年の冬休み。
2020年のお正月休みに過去の固定費や支出を通帳を見ながら調べ上げました。
今まで通帳記帳は月に1度給料を下ろすたびにしていましたが、振り返ることはなく、ただ記録の為にしていました。
記帳は単なるスタンプラリー感覚でした
残高がどんどん減っていく。
給料が入っているのに減るのはなぜだろう?
と、疑問を持ち真剣に通帳と睨めっこ。
収入以上に支出がある事実を確認
結構長きに渡り、収入以上に支出がありました(おい!)。
それに今まで気づかない、又は気づいていても無視して生きていました(おいおい!)。
ま、いっか!って思ってましたね。
口座にお金が入っていれば、使っても良し!という考えでした。
働いている限り、給料は入るし、って感じでした。
これが良くなかったです。
支出は収入の範囲内で、を意識
支出は収入の範囲内で、を意識し、
給料日に生活費を下ろすときには通帳を記帳をし、眺め反省をしました。
以前に書いた記事
反省とは、先月の自分は収入の中で生活が出来たか?です。
残高のお金で生活が出来たか、ではなかったのです。
例えば、9月25日に給料が入るとします。
その時に9月25日から10月24日までの生活費と貯金分を下ろし記帳。
その時の記帳には8月末に引き落としされたカード支払い分も一緒に記載されます。
それを見て、8月分の収入で自ら引き下ろした額とカード引き落としが幾らだったか分かる訳です。
それさえ見てなかった筆者。
新しい月の生活が始まる時に、前の月の収支を確認。残高を少しでも残すためには、考えながら生活を送らないといけない。
給料での生活は5円でも残れば合格です。
カードご利用明細のお知らせメールやアプリからの連絡より、記帳が分かりやすい派
よく、「カード使った分の明細はアプリから見れるから記帳は要らない」という人もいますが筆者の場合は収入・支出・引き落としが纏めて縦書きされている通帳の方が見やすくて好きです。
web通帳ではなく、紙の通帳が好きです。
紙で読んだ方が重みがある、というか・・。webだと(本も動画も)あまり記憶に残らない感じなのです。
支出を意識し出したので、物を買う時は慎重に。
すぐに節約家になった訳ではなく、徐々にですが物を買う時は慎重になっていきました。
それに、断捨離をすることによって物を部屋に増やしたくなくなり、衝動的な買い物は無くなりました。
雑貨類と本がそれに当たります。
(おっさんずラブ展で買ったバッジ。どこに保管してればいいか分からないけど買ってしまった浪費物)
浪費家が節約家に変化
100均の買い物でも失敗すると落ち込むようになった
水筒掃除のスポンジを買ったら水筒に入らずで使い物にならずでした。
たった110円ですが悲しくて。。
準備が足りなかったせいで無駄遣いになりました。
お金も無駄になりましたが、要らない物が増えてしまった事にも悲しくなりました。
大きい買い物をするとき、より一層慎重に考察
パソコンが壊れました。
買い替えにあたり、損が無いように慎重に時間をかけつつ調べて購入しました。
友人が中古で激安の物を購入していましたが、長く使いたいのでリスクは選ばずそこそこのスペックの物を購入しました。
使える物は長く使う
水筒の中身が危険なくらいに黒く、先に述べたようにスポンジは使えず、手作りのスポンジで洗ったのですがそれでも黒いのは取れず。
諦めかけ捨てようかなと思ってた頃にステンレス水筒洗浄中という洗剤を発見。
この洗剤のおかげでピカピカに生まれ変わりました。
こうやって長く壊れるまで使うのってカッコ良い・・と勝手に思っております。
プレゼントなど相手のいる交際費はお金を惜しまない
惜しまないと言っても限度はありますよ!
でもケチケチしても相手は喜ばないと思うのでお金を使う時は使います。
相手がいる交際費はケチりたくありません。
というか、ケチと節約は違うと思っています。
- ケチ:周囲の人を巻き込む
- 節約:自分の中で無駄使いはしない
ケチってる人の結婚式に呼ばれたことがありました。ご祝儀半分返せって気分でその人のイメージが”ケチ男”になりました。
通帳はお金が掛かってもやめない
今回、脱浪費家になれたのは紛れもなく通帳記帳のおかげだと思っています。
過去の通帳を眺めてみても同じように支出が収入より多いことが分かりました(毎月では無いけど)。
銀行側は紙通帳を発行するのにお金を取るみたいですが、筆者は当分紙通帳をペラペラと触っていたいです。
因みに三菱UFJの場合、2022/3/31以前に開設された普通預金口座の場合、紙通帳に手数料は掛からないようです。
安心です。
社会人になってすぐにこの感覚(収入より支出が少ない)になっていれば、、、と思ってもしょうがないんですが思ってしまいます。
「自分もどんぶり勘定だよ~」「お金に執着がないの」とか言ってる人に限って、もろにお金に細かいのかもしれません。
騙されないように・・。