【実家暮らし】親が生きてるうちに、終活会議しておこう！

高齢の両親との同居、実家暮らしをしていますが、いつまでも両親は健在ではありません。

ちょっと前に都内で暮らしている兄がやってきて、親の今後の希望など話を一緒に聞きました。

親の終活は、親だけの問題ではないので、親が元気なうちに聞いておくべきです。

親の希望に沿わないことをしてしまうのは良くないのです。

大まかな事だけでも聞いておくと、お互い安心！

エンディングノートに書いて終わり、ではなく口頭で伝えて貰うのがベスト

だって、いざって時にそのノートがすぐに見つかるかどうか分からないから。

絶対に慌ててるはず。

その時が来る前に、ざっくりと本人の希望を聞いておくことは、我々残された人の為にもなるし、相手の為にもなるんです。

もし認知症になってしまったら、こういう話し合いの機会を持つことは難しくなるかもしれません。

ということで、両親が健在な時に話し合いはしておくべきだと思います。

或る日突然、体調不良はやってくる！

筆者の父の場合、数年前に急性心筋梗塞になり高度救命救急センターへ運ばれました。

ちょうど時期は１２月でした。

すぐに一般病棟へ移れるかと思いきや、なかなかCCU（冠疾患集中治療室）から出られずあまり容体は良くない様子。

年賀状の印刷だか何かをしなきゃいけないらしく、父のパソコンのパスワードが分からない！という騒ぎが起こりました。

もし何かあった時にパソコンを開くことも出来ず、証券口座のパスワードも分からなければ何も出来ない！

と、不安が募ったのでした。

治療に関しても、CCUから出れたことは出れたけれど、大学病院だったので色々治療をして長く滞在させようとする。

お正月も入院して、不整脈だからペースメーカーを埋め込みましょう！と言ってきたそうですが父は断って退院してきました。

この入院をきっかけに、父にはエンディングノート的な物を用意しといてくれ、と頼んでおきました。

まだ平気、と思っていても突然やってくる病魔。死神？天使？

準備しておくに越したことは無いのです！

親の希望を聞く

治療方針のこと

前回の心臓の件もあって、父からはもし何かあった時に人工呼吸器までして生かさなくて良い、と希望がありました。

脳死も一緒です。

尊厳死、が希望だそうです。

寝たきりではしんどいです。

これを聞けたので、希望通りにしてあげたいです。

本人の希望がいちばんです！

借金のこと

ひとまず安心、借金問題は無かったです。

もし借金があったら、借金も相続してしまう・・。

相続のこと

生前贈与はしない方向で。母がいますから。

そもそもそんな預貯金は期待できない。

今住んでるド田舎村の家は、母も亡くなったら筆者が貰うことになっています。

このことは兄も納得済。

だって、、、筆者は低所得者ですから！！

しかし、家としては屋根があり雨風から守ってくれますが、これを売るとなると負債になるんじゃないかと不安があります。

負債にはならないけど、安い！とは言われました。

覚悟が出来ました。

お葬式のこと

父の兄弟姉妹もいい歳ですので、お葬式には呼ばなくていいよ、とのこと。

お互い、新幹線に乗って出かけるのはしんどい年齢です。

お友達たちも呼ばなくて、家族葬で！と。

寺がぼろ儲けするのが嫌な人なので、戒名なんて・・って兄と話してました。

最近読んだ本がリアルに葬式の話で、棺桶の値段で会話が弾む！

最近読んだ本は、垣谷美雨さんの老後の資金がありません。

これがリアルに葬式の値段の事を書いていて、面白かったです。

どうせ燃やす棺桶に10万も20万も払うのが勿体ない！一番安いのが良い、と主人公が話すのですが、我が家でもその話題に。

そんな値段の違い、素人に分かるかなぁ？？

父は笑ってたけど、これ大事！また聞いて置かなければ！！

 兄のお嫁さんが引いてしまうかもしれないね、と。

「戒名といい、棺桶といい、どうしてそんなkirin家は安くするの？お父さん可哀そう」と言い出しそう（笑）

お墓のこと

これも安上がりで、市や区のやってる墓地で良いそうです。

兄の家の方にあればそこでもOK。

なので亡くなってから考えればいいので、今から決める事ないよと。

樹木葬が良いそうです。

筆者のこと

低所得の独身、ぽんこつ。この筆者の相談にのってあげるように、、と兄にお願いしていました。

かたじけない・・（涙）

まとめ

終活というか、家族での話し合いは、両親が元気なうちにした方がいいと思います。

いざ病院に担ぎ込まれて、って時に「家はどうする？」とか話せません。

朝起きたら亡くなってた、って時なんて更に何も出来ません。

聞いておけば良かった、と思っても遅いんです。

勿論、エンディングノートを書いて貰うことも大事です。

筆者のうちの場合は、父が自分から話したい！と言ったんだと思いますが、それが無い場合は大変デリケートな事なので、無理強いせずに慎重に話し合いの機会を得るべきです。

「わしゃぁ、まだ死なんぞ！」と言い出したら面倒です。