【体験記】40代手取り16万円、突然の入院を救った”月額2500円”の保険

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

大げさなタイトルですが、40代非正規・独身・低所得の筆者が3月後半に突発性難聴になった記録です。

今回の記事は以下の方にオススメ

  • 掛け捨ての保険なんてムダと思っている人
  • 保険料は高い方が安心でしょ?と思っている人
  • そもそも保険は要らないと思っている人
  • 非正規・独身・低所得の人
  • 今は健康だけど40代以上の人
目次

気のせい?耳の違和感と不味い薬

3月の後半、筆者は突発性難聴になりました(低音が標準以下になった)。

3月の土曜日の朝、起きてすぐに左耳に違和感がありました。

モーター音が聞こえるような・・(ブ~ン)。

そのままトイレに行ったのですが、換気扇が壊れているのかな?といった感じの耳鳴り。

その日は歯医者の予約を取っていたので、耳の違和感は「気のせい」「気圧のせい」と言い聞かせて放置しました。

土日と放置してからの月曜日、やはりまだ気のせいか左耳からブーンというモーター音が聞こえてる感じ。

仕事もサボれるということで夕方に早退して近所の耳鼻科に行きました。

耳鼻科の先生からは「気のせいです」と言ってもらいたかったんですが、診察の結果は異常あり。

「左側の耳の低音域の聴力がかなり落ちてる、右の耳も平均より落ち気味。」でした。

メニエール病でもこのようなタイプの難聴があるらしく、ここでイソソルビドという不味い薬を処方されたのです。

不味い薬と悪化していく耳、大きな病院へ

耳鼻科で処方された激マズなイソソルビドを6日間まじめに飲み続けました。

この薬、とにかく不味い。しかも利尿剤なのでとにかく尿が近い

それでも治るなら、、と信じて飲み続けました。

しかし耳はどんどん悪化していく様子。

  • 自分の声が籠って聞こえる
  • 左耳が詰まったような圧迫感
  • モーター音(耳鳴り)が大きくなる
  • 相手の話す声が聞き取りにくくなってくる
  • なんとなく、ふわふわしためまい

これはさすがにまずいかも、っと思い6日目に再び耳鼻科へ。

症状が改善していないことを告げると大きな病院への紹介状が書かれました。

突発性難聴です!今日から入院できますか?

大きな病院の耳鼻科に休み明けの月曜日に行ったところ、開口一番「突発性難聴です、今日から入院できますか?」

・・え?入院?今日から?耳で?

心の中でツッコミが止まりませんでした。

耳鼻科で入院??ってことも驚きだったのに今日から入院なんて準備が何もないので出来るワケがありません。

しかも期間は8日間。長いし!

入院といってもせいぜい4日くらいだろう、と思っていたので日数にも驚きました。

そして医師からは「発症から時間が経つと聴力は元に戻らないから早い治療が必要なんです」と。

既にこの時点で発症から10日目・・

おまけに、点滴治療したとしても

  • 3分の1は完治
  • 3分の1は現状維持
  • 3分の1は今より悪化

だそうです。

治らない可能性もあるの?!

明日から入院するしかない・・。

そして必死に準備するのでした。

入院と点滴治療 「治らなかったら」と「お金平気かな?」の不安

突発性難聴は時間との勝負。

すでに10日経過してしまっているので出来るだけ早くステロイド治療を始めなければなりません。

翌日から入院し、入院した日から早速点滴治療開始。

入院治療は開始したものの、一気に現実的な不安が押し寄せました。

  • 入院費用、お金幾らになるんだろう?
  • 沢山休むと交通費を削られるんだよね(以前入院手術で3週間休んだら交通費を出して貰えなかった)

筆者の収入は手取り16万、ブラック刑務所会社は交通費を削る・・。

入院費用は5月末の支払いにはなるけど、手取り16万でやりくりできるかな?

と、思っていたけれどすぐにあることを思い出しました!

掛け捨ての月額2500円の医療保険に入ってた

忘れていました。

月額2500円の医療保険に入っていました!

主制度は1500円、+ 入院特約1000円の計2500円です。

2023年4月より、もしものために入ったのでした。

2024年に魚の骨が喉に刺さった時もこの医療保険で助けられたのでした。

そして今回も給付金で生かされます。

  • 入院給付金:3500円+6500円=10,000円×8日分=80,000円

日本の健康保険制度の高額医療費の限度額申請をしていても出費は出費、今回の入院も痛い出費でした。

低所得者は限度額が57600円のはずなのに68000円くらい請求されていて・・。

なんで?と思って病院に聞いたところ「お食事代」でした。

ですがこの入院給付金で十分足ります!

その他雑費含めなんとか足りました。

お金の心配が無かったことが治療への集中につながったのは間違いないですね。

焦らなかったのは安心があったから

突発性難聴は命にかかわる病気ではありません。

でも生活の質を大きく左右する病気です。

この先、音の聞こえ方が変わるかもしれない。

働き方や人との接し方も変わるかもしれない。

アーティストのライブも映画館も今後行けなくなるかもしれない。

そんな時に金銭面での不安がゼロだったことが、どれだけ心を支えてくれたか!

備えは元気な時しかできない

「保険って、元を取れないと損」と少なからず思っていた筆者。

でも病気は突然やってくる。。

特に40代になってから朝起きたら具合が悪い、動けない、って事が度々ある

準備は元気な時にしか出来ない。

それを今回身をもって実感しました。

おわりに、月2500円がくれたいつもの日常

聴力は無事回復しました!

少し耳鳴りは聞こえますが、モーター音ではなく、静かにして集中していると聞こえる程度に。

医師曰く、「そのうち治るかもしれないし、そのままかもしれないし、でも気にすることはないです」って。

今ではヘッドホンやイヤホンも使えるようになり、いつもの日常に戻りました。

お金が全てではないけれど、確実に安心はくれました。。

40代非正規・独身・低所得の筆者には大きな支えとなっています。

特約をもっと増やしちゃおうかな?とか思う始末です。

そうしたら出費も増えるんですが。

目次